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何かおかしくないか

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2014年 02月 05日

盗作なんてことはある意味どうでもいいです。この曲はどうなるんでしょう。

【音楽】佐村河内守さんの主要な楽曲は別人作…十数年前から佐村河内さんが別の人物にイメージなどを伝え、曲にしてもらっていた


広島市出身の被爆2世で、両耳が聞こえない作曲家として知られる佐村河内守さん(50)の 「交響曲第1番 HIROSHIMA」などの主要な楽曲は、別の音楽家が作ったものだったと、佐村河内さんの代理人の弁護士が5日未明、明らかにした。
 フィギュアスケートの高橋大輔選手がソチ冬季五輪のショートプログラムで使用予定の楽曲「ヴァイオリンのためのソナチネ」も、佐村河内さんの作品ではないという。
 代理人によると、十数年前から佐村河内さんが別の人物にイメージなどを伝え、曲にしてもらっていた。
 公式サイトなどによると、佐村河内さんは作曲を独学。「バイオハザード」「鬼武者」などのゲーム音楽で注目を集めた。 35歳で聴力を失った後も、絶対音感を頼りに作曲を続けた。佐村河内さんは深く反省しているという。(共同)

ソース:SANSPO.COM(サンスポ・コム)
http://www.sanspo.com/geino/news/20140205/sot14020502200000-n1.html


【社会】「18年、佐村河内氏のゴーストライターをやってました」 新垣隆氏が6日に会見


★佐村河内氏の“影武者”が6日に会見
2014年2月5日
作曲家の佐村河内守(さむらごうち・まもる)氏が別人に作曲してもらっていた問題で、ゴーストライターをしていた新垣隆氏が5日夕、マスコミ各社にファクスを送り、6日に都内で記者会見を行うことを発表した。
新垣氏は「私は佐村河内守氏のゴーストライターを18年間にわたってやっておりました。その件につきまして、皆さまの前でお詫び申し上げたいと思い、記者会見を開かせていただきます」と心境をつづった。
佐村氏は、マスコミの取材に対し「平成8年(1996年)ごろ、初めての映画の依頼があった」時に、「半分以上(ゴーストライターに)作ってもらったことがきっかけ」と“別人作曲”のきっかけを語っていた。
佐村河内氏は、耳が聞こえないことから“現代のベートーベン”と称され、メディアで
たびたび取り上げられた。
昨年3月には東日本大震災の被災地に捧げた「ピアノのためのレクイエム」が宮城県石巻市で
披露され、被災者の感動を誘っていた。

http://daily.co.jp/newsflash/gossip/2014/02/05/0006687539.shtml

(引用ここまで)

この問題では多くのマスゴミが多くの報道をしてきました。曰く現代のベートーベン云々…

佐村河内氏が嘘をついたことが問題だということは確かですがここでは論じません。


マスゴミ諸氏のリテラシーも問題ですがこれを褒めそやした人々はどう反省するのでしょうか。

この作品については否定的な評価が殆どなかったはずです。それも素人ではなくプロと言われる人々がです。

本来芸術家はその作品だけで語られるべきでしょう。それがどのような境遇の人が作ったかで作品の価値が変わるんでしょうか。ベートーベンの作品が評価されるのは彼が耳が聞こえなかったからじゃないでしょう。

もし、この作曲者が佐村河内氏でないことで葬り去るならば今まで評価された人々はどういう反省をされるんでしょうか。このことを聞きたいものです。


小生はクラシック界の評論家というものについてかなり疑問を持ってます。フランツ・ヨーゼフ・ハイドンという作曲家がいます。

その作品とされていたものに「弦楽四重奏曲op-3」があります。これは俗にハイドンのセレナードと言われ親しまれていたものでした。

昔からこの曲は構成が単純だから他人の作品じゃないかという疑惑を持つ学者や音楽家は多かったのでした、しかしハイドン作としてとく演奏されていたものです。


ところが近年ホフシュテッターという人物の作品だと分かり一気に聞かなくなったものです。

クラシック界ではこのようなことが結構起こるのです。

同じハイドンでは「おもちゃの交響曲」があります。名曲じゃなかったのかね、これ・・・


マリス・ヤンソンスと言う指揮者がいます。この御仁このハイドンのセレナードをアンコールピースとして結構使います。

名曲だからというのが本人の意思でしょうか、これはおそらく音楽界に対する皮肉だろうと思います。


佐村河内氏作とされた作品を名曲と言い切った人々はどうするのでしょうか。

新垣氏の作品をそのまま素で評価できるのでしょうか。これは作品に対する二重の冒涜です。


個人的には無伴奏のためのシャコンヌは良かったと思いますが交響曲hiroshimaはどうなのかなあと思ったものです。

聞いた時マーラーやショスタコあたりのほうが上だろうと思ったものです。


まあこの作品の真の評価を決めるのは100年後の人々なんですが葬り去られないことだけを一音楽ファンとして祈りたいと思います



そのうちCDは捨て値で出てくるでしょうか取っておいたほうがいいかもしれません。価値なんて誰もわかんないんですから…




by kazkpowerfull | 2014-02-05 22:30


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